拳聖会の略記
日本拳法流水会が前身。
防具を付け、打ち、蹴る、投げ、決めるは、当時、寸止め試合が主流の拳法・空手界にあって活気的ではあったが、より実践的な武術を追求する総師「小林友清」が円の動きこそ極意とその幾多な経験から開眼。
直線運動に終始しやすい防具をはずし、グローブのみを手に付ける稽古を開始する。
昭和49年、拳聖会を創立。
その後、試行錯誤を繰り返すが、グローブを付け打ち合うのは、一見安全のようであるが、脳や腹部にあたえるダメージは、むしろ素手より強烈であり、またグローブならではのテクニックも生じた。これは、武道からすれば、むしろマイナス。
昭和50年、現行ルールを裁定と同時に試合は試合であって、どう変化していこうが実践にあらずと試合技を超越した稽古体制を取り入れている。
誰でもでき、しかも安全で実践的な拳法をモチーフに全国支部、加盟道場53カ所擁立し現在に至る。
日本拳法道連盟 拳聖会 総本部
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